研究情報

ブラスケム、米国マサチューセッツ州レキシントンにイノベーション研究センター開設発表(2022.12)

 バイオ製品生産に注力するブラジルのブラスケム(Braskem)は、米国マサチューセッツ州のレキシントンに新たな再生可能イノベーション研究センターを開設すると発表した。再生可能、持続可能なマテリアル、素材の開発の加速に注力する。新研究センターは、バイオテクノロジー、触媒作用、プロセス工学、およびオープンイノベーションにおける同社の能力を拡大を目指し、バイオマスベースの原料(砂糖、セルロース、植物油、リグニンなど)の持続可能なマテリアル、材料への変換に関連する基礎分野の研究開発に焦点を当てる。
 初期の設計と開設の準備は進行中で、2023 年後半にプロジェクトが完了すると予想している。ボストンの最先端のイノベーションとバイオテクノロジー分野の連携しやすい研究環境下にあり、60 を超える大学から車で 1 時間以内に位置する。新研究センターは、ブラジルの都市カンピーナスとトリウンフォで現在実施されている研究開発を補完する構想だ。

詳しくは、→https://www.braskem.com/usa/news-detail/braskem-announces-a-new-renewable-innovation-center-in-lexington-massachusetts

 

2022-12-15 | Posted in 研究情報 |