研究情報

近畿大学水産研究所奄美実験場 研究・生産機能を高めた新管理棟の竣工  (2022.6)

 近畿大学水産研究所奄美実験場(鹿児島県大島郡瀬戸内町)は、建て替え工事により完成した新管理棟の竣工式典を、2022年5月17日に挙行した。新管理棟の整備により、研究・生産機能をさらに高め、学生・教職員および共同研究者の研究環境の向上を目指す。
 同実験場は、近畿大学水産研究所の7番目の実験場として、2001年に、亜熱帯海域に面した鹿児島県大島郡瀬戸内町に開設された。亜熱帯環境を利用して、完全養殖のクロマグロやシマアジの生産、クエ(雌)とタマカイ(雄)の交雑魚クエタマなどハタ科魚類の品種改良の研究に取り組んできた。開設から20年以上が経過したため、塩害や老朽化の影響を受けた管理棟の建て替え工事を行った。完成した新管理棟は1階建てで、事務室に加え、実習や研究に訪れる学生・共同研究者のための教育・宿泊施設を備えている。

詳しくは、→https://newscast.jp/news/2064041                                   近畿大学水産研究所→https://www.flku.jp/

 また、同大学は、2023年4月、大学院に新たな修士課程「実学社会起業イノベーション学位プログラム」を開設するため、5月31日に文部科学省に設置の届出を行ったと発表した。この学位プログラムでは、大学の出身学部は不問とし、すでに起業している方、起業をめざす方を学生・社会人問わず幅広く受け入れる予定。

詳しくは、→https://newscast.jp/news/1961079

2022-06-05 | Posted in 研究情報 |