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商船三井・川崎重工等4社、「日本ニュージーランド水素コリドー」設立。同国での水素製造と日本への輸出事業化の検討開始(2026.3)

 2026年3月5日、㈱商船三井、㈱大林組、川崎重工業㈱および、千代田化工建設㈱の4社は、ニュージーランドにおけるグリーン水素製造と日本への輸出事業化に向けた検討を目的としたコンソーシアムである「日本ニュージーランド水素コリドー」を3月5日に設立したと発表した。

 水素は、燃焼時にCO2を排出しないクリーンエネルギーとして、モビリティー分野をはじめ、温室効果ガスの排出削減がとくに困難な鉄鋼・化学といった産業におけるエネルギー転換や、火力発電での混焼利用などでの利活用が期待されている。一方で、日本はエネルギー自給率が低く、その中に占める再生可能エネルギーの割合も低い状況にある。このため、将来的に大規模なグリーン水素需要を国内供給のみで賄うことは困難であると考えられている。

 ニュージーランドは、グリーン水素製造に必要な地熱発電や水力発電などの豊富な再生可能エネルギーを有しており、政府が水素産業育成に注力する方針を打ち出すなど、将来的にアジア太平洋地域における有力なグリーン水素製造・供給拠点になることが期待されている。
 また、日本と良好な外交、通商関係を有するニュージーランドからのグリーン水素輸入は、安定した国際関係の下で構築される持続可能なエネルギー供給の観点から、日本の脱炭素化の推進とエネルギー安全保障に大きく貢献することが期待される。

「日本ニュージーランド水素コリドー」では、ニュージーランドを起点とした水素サプライチェーン構築と、同国から日本へのグリーン水素輸出の実現に向けて、2026年度より検討を行い、2030年代初頭の輸出入開始を目指す。将来、ニュージーランドが日本のグリーン水素の有力な供給拠点となり、日本のカーボンニュートラル実現と、ニュージーランドにおける新たな輸出産業の創出に貢献することを目指し、活動を進めていく考えだ。

詳しくは、→https://www.mol.co.jp/pr/2026/26019.html