トピックス,エネルギー編
三菱UFJ信託銀行とユーグレナ社、海外SPCの優先株式出資契約を締結。マレーシアでのSAF・バイオ燃料プラントの建設・運営PJを支援(2025.5)
三菱UFJ信託銀行㈱と㈱ユーグレナは、ユーグレナ社の海外特別目的会社(SPC)であるEuglena Sustainable Investment Limited(ESIL)が発行する優先株式を対象として、三菱UFJ信託銀行が最大30百万米ドルを出資する優先株式出資契約を締結したと発表した。
現在、気候変動問題の解決に向けたアクションのひとつとして、航空機の燃料に化石燃料と比較して二酸化炭素の排出を大幅に削減できるSustainable Aviation Fuel(SAF)を活用することが期待されている。日本政府はSAFの普及に向けて、「国内における2030年のSAF供給目標量を航空燃料消費量の10%」とする方針である。三菱UFJ信託銀行はユーグレナ社のESILを通じて、マレーシアでバイオ燃料製造プラントの建設・運営を目指すプロジェクトへ参画することで、SAFのサプライチェーン構築を支援し日本の脱炭素化へ両社で貢献していく考えだ。