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仏・アルケマ、バイオベースのポリアミド11生産時のCO2排出削減推進。バイオメタンも利用(2023.10)

 高性能植物由来製品に注力するフランス・アルケマグループは、再生可能エネルギー源または低炭素エネルギー源を使用し、生産におけるエネルギー効率の改善を行うことにより、バイオベース Rilsanポリアミド11 グレードのCO2排出量をさらに46%削減し、2 kg CO2e/kg 未満に達したと発表した。これは、化石ベースの原料と従来のエネルギー源を使用した従来のポリアミド樹脂と比較して、約70%の改善となる。
 Rilsanポリアミド11は、再生可能なヒマの種子から完全に抽出されたバイオベースの樹脂。さらに、アミノ 11 モノマーとその下流工程のポリマーは、電気と可燃性燃料において、かなりの割合の低炭素エネルギーと再生可能エネルギーを使用して製造されている。
 アルケマは今年、フランスのENGIE社とのバイオメタン供給契約を発表。ポリアミド11サプライチェーンの生産拠点でエネルギー効率の改善を進めてきた。

 


詳しくは、→https://www.arkema.com/global/en/media/newslist/news/global/investorrelations/2023/20231009-lower-carbon-footprint-bio-based-rilsan/

2023-10-10 | Posted in トピックス |