ニュース情報/政策関連
韓国、2027年から国内出発便のSAF1%混合義務化。「SAF混合義務化制度ロードマップ」発表(2025.9)
2025年9月19日、韓国の国土交通部(国土部)と産業通商資源部(産業部)は、航空・精油業界、関連機関と共同で航空部門の炭素排出量削減の取り組みの一環として、また 新産業の育成のために、「持続可能な航空燃料(SAF)混合義務化制度ロードマップ」を発表し、「SAFアライアンス」を公式発足した。
韓国は昨年8月、国土部・産業部共同で「SAF拡大戦略」を 発表した、現在9の航空会社は いくつかの短距離路線で国産SAFを1%混合給油して運航している。
今年は さらに一歩進み、国土部・産業部、航空・精油業界、関連機関及び専門家などが参加したTF会議(’24.9月~’25.8月)を通じて年別SAF混合義務比率と包括的な支援方法などを入れた「SAF混合義務化制度ロードマップ」の準備となった。
<年度別SAF混合義務比率>
2027年から SAF混合の比率を1%に設定して施行。2030年に3~5%、2035年に7~10%の範囲で、国内生産能力、海外の義務レベル、 グローバル市場状況などを総合考慮して決定する予定である。2030年以降の混合義務比率は最近のグローバルSAF市場動向と国内の業界の経営環境を考慮して 目標範囲として提示した。2030年の目標は、2026年確定、2031~2035年目標は2029年確定の予定。
詳しくは、→https://www.molit.go.kr/USR/NEWS/m_71/dtl.jsp?lcmspage=1&id=95091221
2025-09-21 | Posted in ニュース情報/政策関連 |