トピックス,エネルギー編

中国能源工程集団(CEEC)と中・Sungrow Hydrogen、グリーン水素・アンモニア・メタノールPJを始動。世界最大規模(2025.12)

 2025年12月18日、中国能源工程集団有限公司(China Energy Engineering Group :CEEC)と中国のSungrow Hydrogenが提携し、世界最大のグリーン水素・アンモニア・メタノール製造施設「清清1号プロジェクト」が稼働を開始し、第一期の試運転と第二期の着工が完了したと発表された。主要サプライヤーであるSungrow Hydrogenは、予定より早く水素製造システムを稼働させ、高純度の水素を安定的かつ信頼性の高い運転で供給している。

 このプロジェクトは段階的に開発され、再生可能エネルギー発電能力300万キロワット、グリーン合成アンモニアおよびメタノール年間生産量80万トンを目指している。このアプローチにより、グリーン電力の地産地消と高付加価値製品への転換が可能になる。また、清清1号プロジェクトは、プロジェクト全体規模、水素貯蔵容量、負荷フレキシブルプロセス範囲、アルカリ水電解水素製造設備の導入規模という4つの世界記録を樹立した。

 中核サプライヤーとして、Sungrow Hydrogenの柔軟なグリーン水素製造システムは、再生可能エネルギーの変動に効果的に対応し、システム効率を向上させる。複雑な動作条件下でも検証済みのこのシステムは、安定的かつ信頼性の高い運用を実現し、水素設備の標準化と拡張を強力にサポートするとともに、世界のグリーン水素産業に実用的なソリューションを提供する。

詳しくは、→https://www.sungrowpower.com/en/ceec-sungrow-hydrogen-partner-to-commission-world-largest-green-hydrogen-ammonia-methanol-project                                              →http://www.ceec.net.cn/

2025-12-19 | Posted in エネルギー編, トピックス |