トピックス,エネルギー編
トヨタ・三菱ガス化学・ENEOS、天然水素開発の豪・Gold Hydrogen社に14.5百万豪ドル投資(2025.7)
トヨタ自動車Hydrogen Factory、三菱ガス化学㈱、ENEOS Xplora㈱の3社は、オーストラリアのGold Hydrogen Limited(ブリスベン、Gold Hydrogen社)が南オーストラリア州で天然水素の探査を続ける中、合計14,5百万豪ドル(954万米ドル)を投じて同社の株式合計22%を取得することに合意した。トヨタ自動車と三菱ガス化学はそれぞれ5百万豪ドルを投資し、ENEOS Xploraは4.5百万豪ドル分の株式を購入する。
Gold Hydrogen社は、サウスオーストラリア州で地下に天然水素とヘリウム資源を発見し、その商業採掘を目指すRamsayプロジェクトを推進しているスタートアップ企業。同社がサウスオーストラリア州ヨーク半島のRamsay地域にて実施した試掘において、高純度の天然水素、ヘリウム、及び高濃度のヘリウム3の存在が確認されており、このプロジェクトが持つ将来の商業化の可能性が大きく期待される。
このプロジェクトは、ゼロエミッションでの水素生産を実現し得るものであり、産業用途や輸送、発電分野での幅広い応用が期待されています。また、ヘリウム3は、先端技術分野における重要な原料としての可能性を秘めており、新規事業展開に貢献すると見込まれている。
詳しくは、→https://investorhub.goldhydrogen.com.au/announcements/7037301
→https://www.eneos-xplora.com/newsrelease/upload_files/20250704_JP.pdf →https://www.mgc.co.jp/corporate/news/2025/250703-2.html