トピックス,エネルギー編

コスモエネルギーHDとCO2資源化研究所、将来のエタノール需要に向けCO2由来エタノール製造の基礎検討開始(2025.3)

 コスモエネルギーホールディングス㈱と㈱CO2資源化研究所(UCDI)は、「UCDI水素菌」を用いてCO2をエタノールに変換するCarbon dioxide Capture and Utilization(CCU)の実現に向けた共同検討に関する契約を締結したと発表した。

 エタノールは、ガソリン代替燃料やバイオジェット燃料・合成燃料等の原料、石油化学製品の原料など多用途にわたり利用ができ、カーボンニュートラル化に寄与する物質として注目されている。しかし、食料や植物などを原料として生産される食料作物由来エタノールには、食料との競合や生産効率の限界、土地利用などに課題があり、今後の需要増大に対する供給への懸念が高まっている。

 UCDIは、高い増殖性を有する独自の水素菌「UCDI水素菌」を開発し、CO2と水素を原料にエタノールを生産することができる技術・特許を有している。本技術により、食料を原料としないエタノールの大量生産が可能となり、CO2排出量の削減とバイオ燃料製造の両立が期待される。

 従来のCCU技術ではCO2変換を阻害する排ガス中の不純物を除去し、CO2や水素の濃度を高める必要があり、多大なコストとエネルギーを要する。本共同検討では、不純物を含んだCO2や水素を直接利用する技術開発により製造コストの低減を図ることで、経済性の高いエタノールの製造・供給が期待できる。

詳しくは、→https://www.cosmo-energy.co.jp/ja/information/press/2025/250321-01.html

2025-03-26 | Posted in エネルギー編, トピックス |