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国際プラスチック条約に関する第5回政府間交渉委員会(INC‐5)、合意至らず。来年再び会合(2024.12)
海洋環境を含むプラスチック汚染に関する国際的な法的拘束力のある文書を策定するための政府間交渉委員会の第5回会合 (INC-5)が、2024年11月25日から12月1日まで、韓国釜山の釜山展示コンベンションセンターで開催された。最終会合として合意を目指したが、合意に至らず、プラスチック汚染交渉は延期され、閉会した。2025年に、フォローアップセッションが予定された。
11月25日以来、170カ国以上を代表するメンバーと440以上の組織のオブザーバーを含む3,300名を超える代表が、政府間交渉委員会(INC-5)の第5回会合のため、韓国の釜山で会合を開き、メンバーは、その週を通して、INC議長のLuis Vayas Valdivieso大使による2つの文書について交渉し、最終日に議長文書を再開会合に提出することで合意した。
「プラスチック汚染を終わらせるという世界の決意は明白で、否定しようがない。ここ釜山での協議は、プラスチック汚染の猛攻撃から私たちの健康、環境、そして未来を守る、法的拘束力のある世界条約の合意に一歩近づいた」と国連環境計画(UNEP)事務局長のInger Andersen氏は述べた。
「今週の会合は、世界が求める合意に向けて大きな前進を遂げた。釜山会談を通じて、交渉担当者らは条約文言の構成と要素についてより高度な合意に達し、各国の立場や共通の課題に対する理解も深まった。しかし、重要な分野で依然として意見の相違があり、これらの分野に対処するにはさらなる時間が必要である」
詳しくは、→https://www.unep.org/inc-plastic-pollution/media#PressRelease2Dec 環境省の発表→https://www.env.go.jp/press/press_04058.html