ニュース情報／政策関連

中国、SAF適用に向けたパイロットプロジェクトを開始。国内SAF業界連合も設立（2024.9）

　国家発展改革委員会（NDRC）と中国民用航空局（CAAC）は9月18日、北京で持続可能な航空燃料（SAF）の適用パイロットプロジェクトの立ち上げ式を開催した。中国共産党中央委員会と国務院の決定と取り決めを実際の行動で実行し、中国のSAFの発展を一体的に推進し、民間航空業界のグリーンで低炭素な発展をよりよく推進することを目指している。パイロット作業取り決めによると、9月19日から、北京大興、成都双流、鄭州新鄭、寧波櫟社空港から中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空の12便が正式にSAFで給油される。
　発足式には、中国航空燃料グループ、国家航空燃料委員会、国務院国有資産監督管理委員会、国家エネルギー局の代表者、および関係する民間航空企業、航空機メーカー、航空燃料サプライヤーなどの代表者が出席し、中国航空燃料委員会副局長の韓軍氏がスピーチを行った。発足式では、中国航空燃料グループが中国民用航空大学、中国航空燃料委員会第二研究所と共同で、SAF業界連合を設立する取り組みも開始した。

詳しくは、→http://www.caac.gov.cn/English/News/202409/t20240927_225510.html