ニュース情報/政策関連
台湾のCO2排出量取引所・台湾炭権交易所(Taiwan Carbon Solution Exchange)初取引実施(2023.12)
台湾証券取引所と当局系ファンドの行政院国家発展基金が共同出資で立ち上げた台湾初のCO2排出量取引所「台湾炭権交易所」(Taiwan Carbon Solution Exchange:TCX)が12月22日、開始式典を行い、初取引を実施した。
台湾が2050年までにネットゼロ目標を達成し、国内企業に国際炭素クレジットへのアクセスを提供するために、台湾炭権交易所(TCX)は、12月22日にヒルトン台北新板において、国家発展委員会、金融監督委員会、環境部、経済部から関係の高官を招待し、開始式典を開催した。国際炭素クレジット取引プラットフォームの開始を正式に発表し、初期購入企業の認定式を行った。取引初日は、合計45社(金融持株会社の子会社を含む)が参加し、合計88,520トンのCO2換算炭素クレジットを取引した。 取引価格は、1トンあたり 3.5~12USドル。
また、企業のCO2排出に費用負担を求める新制度も2024年にかけてスタートする。
詳しくは、→https://www.tcx.com.tw/en/news.html?402890848c90dd26018ca395d88f000a 参考情報→https://www.mof.go.jp/pri/research/eoo20230519.pdf
2024-01-03 | Posted in ニュース情報/政策関連 |