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インドネシア、パーム油ベースB35 バイオディーゼル使用義務化、B30からグレードアップ。2023.2.1から実施(2023.2)
インドネシアパーム油協会(IPOA)、現地ではGAPKIとして知られる組織は、インドネシア・エネルギー鉱物資源省 (ESDM)は、2023年2月1日より国内利用においてパーム油ベースのB35バイオディーゼルの使用の義務化を開始したと発表した。B35バイオディーゼルとは35%のパーム油ベースのバイオディーゼル(FAME由来)と65%の石油ベースのディーゼルを混合したもので、これまで実施していたB30からのグレードアップとなる。 これにより、2023年のバイオディーゼルの割り当ては 1315万 キロリットルになると推定され、これは2022 年の割り当てと比較して、約 19% の増加となる。B35プログラムは 成功裏に終わったB30のアップグレードプログラムであり、 エネルギー危機に直面する世界的な状況の中で石油ベースのディーゼル輸入を減らし、83.4 億米ドルの外貨、122.65兆ルピアの外貨を節約するとともに、持続可能な方法でクリーンエネルギーの供給を増やていくとした。
詳しくは、→https://gapki.id/en/news/22648/ri-starts-b35-mandatory-program
また、インドネシアでは、パーム廃棄物から、圧縮天然ガスCNG、またパーム油ガソリンの生産について、開発が進められている。 詳しくは、→https://gapki.id/en/news/22176/pgn-and-kis-biofuels-indonesia-to-produce-bio-cng →https://gapki.id/en/news/22172/ri-to-start-commercial-production-of-palm-oil-gasoline-in-2024