研究情報

微細藻類ベンチャー・アルガルバイオと産業ガス大手・大陽日酸が資本業務提携(2022.12)

 東京大学発ベンチャー企業、藻類由来の新たなプロダクトやソリューションに最適な藻類の種株や培養製法などを技術提供する㈱アルガルバイオ(千葉県柏市)と、産業ガス最大手の大陽日酸㈱(東京都品川区)は資本業務提携に関する契約を締結したと、12月28日発表した。

 大陽日酸は、産業ガスのエンジニアリング技術、ガス利用技術の研究・開発に取り組み、産業ガス事業最大手、日本酸素ホールディングス傘下の安定同位体メーカーでもある。新たな事業領域の一つとして、CO2を原料とした機能性食品、代替タンパク、環境改善、エネルギー、炭素固定化など微細藻類培養事業を選択した。本資本業務提携により、大陽日酸が保有する産業ガス関連技術と藻類関連技術とを組み合わせることで、藻類によるCO2の効率的な利用技術を進化させるほか、様々な産業用途への藻類応用を推進することで、カーボンニュートラル社会の実現を加速させる考えだ。

詳しくは、→https://www.tn-sanso.co.jp/jp/file_download.php?id=fX1DJZqux6k%3D&fileid=dz%2Fc31P2OHE6anFFZrgeXTo2U9d48dHP&link.pdf                                      https://algalbio.co.jp/news/                                                           関連情報→https://greenproduction.co.jp/archives/3725

2022-12-29 | Posted in 研究情報 |