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ブラスケムと双日、バイオMEG、バイオMPG製造の新社設立。2026年稼働予定(2022.10)

 バイオ製品生産に注力するブラジルのブラスケム(Braskem)と双日㈱は共同でバイオMEG(モノエチレングリコール)とバイオMPG(モノプロピレングリコール)を生産・販売する合弁会社「Sustainea Bioglycols」(サステニア・バイオグリコールズ)を設立したと発表した。新会社は、バイオMEG市場のグローバルリーダーになることを目指し、年間 70 万トン規模のバイオMEG の生産能力を持つ3つのプラントの建設を予定しており、最初のプラントは2026 年に稼働する予定。建設地はヨーロッパ、アジア、米国、ブラジルの可能性があるが未定。

 MEGはPET(ポリエチレンテレフタート) の原料となっており、繊維や包装、特に飲料ボトルなどの分野で不可欠な材料。現在は、主にナフサ、ガス、石炭などの化石ベースの原材料から生産されており、その世界市場は約 250 億ドルに上る。MPGは、建築分野で多く使用される不飽和ポリエステル樹脂(UPR)から化粧品まで幅広い用途を持つ。

詳しくは、→ https://www.braskem.com.br/news-detail/braskem–and-sojitz-corporation-launch-sustainea                関連情報→https://greenproduction.co.jp/archives/5031

2022-11-01 | Posted in トピックス |