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INPEX、新潟県柏崎市の『柏崎水素パーク』での枯渇ガス田へCO2圧入開始(2026.8)
2026年8月27日、㈱INPEXは、新潟県柏崎市にて実施している「ブルー水素・アンモニア製造・利用一貫実証試験」において、水素の製造過程で副次的に発生するCO2を、既にガス生産を終了した東柏崎ガス田平井地区の貯留層へ圧入開始したと発表した。
本実証試験は、利用時にCO2を発生しないクリーンなエネルギーである水素・アンモニアを、その製造から利用まで一貫して実施する、日本初のプロジェクトであり、今回の圧入開始により、CO2の大気への排出量を抑えることが可能となる。
本実証試験は、同社が長年事業を展開してきた新潟県を基盤にした地産地消型のプロジェクトであり、原料となるガスは、同社が新潟県内で操業する南長岡ガス田の国産天然ガスを使用している。本実証試験で製造した水素は、柏崎水素パーク内の水素発電設備を通して新潟県内に電力として供給する。また、水素の一部からアンモニアも製造し、新潟県内の需要家へ供給する。
本実証試験では、日揮グローバル㈱とBASFが共同開発した高圧CO2回収技術「HiPACT」を用いて、水素製造設備から発生するCO2の分離・回収を行っている。本技術は、高圧状態でCO2を回収できることを特徴としており、従来の技術と比較してCO2回収・圧入の一連の工程に必要なエネルギーおよびコストの削減が見込まれる。また、本技術は、ブルー水素・アンモニア製造やCCS事業の経済性向上と普及拡大に貢献する重要な技術として期待されている。
