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台湾/Eva Airways・AIT Worldwide Logistics・米/Microsoft・台湾/台塑石化が提携。SAF利用し低炭素輸送を推進(2026.8)

 2026年8月28日、中華民国(台湾)のEva Airwaysはこのほど、世界的な貨物輸送会社であるAIT  Worldwide Logistics(AIT)と正式に提携契約を締結した。両社は今後2年間にわたりEva Airwaysの「グリーン輸送プログラム」を共同で推進する。初年度は、持続可能な航空燃料(SAF)を使用したフライトを通じて、CO2換算で約1万5,000トン分の環境価値を米国のMicrosoftに提供し、同社のクラウドインフラ機器の航空輸送に伴うスコープ3排出量の削減を支援する。調印式にはMicrosoftと台塑石化股分有限公司(Formosa Petrochemical Corp、フォルモサ石油化学(FPCC))の代表も出席し、航空、エネルギー、物流、テクノロジーの各業界が連携して航空業界の低炭素化を加速させるという共通の意思を示した。

 本提携に基づくフライトは、FPCCが供給するSAFを使用し台湾から運航される。廃食用油を原料として製造されたこの燃料は、原料および製造プロセスの双方において、国際持続可能性・カーボン認証(ISCC)を取得している。従来の航空燃料と比較し、ライフサイクル全体で温室効果ガス排出量を約80%削減可能である。関連するSAFの環境価値は、国際的に認められたメカニズムを通じて管理・移行され、Microsoftは航空貨物輸送におけるスコープ3排出量の効果的な削減が可能となる。Microsoftは、2030年までにカーボンネガティブを達成するという目標に加え、SAFの調達などを通じてサプライチェーンにおける排出量削減を継続的に進めている。今回の提携は、こうした投資や企業による需要が、SAFの導入を加速させると同時に、台湾におけるSAF市場の成長や、より広範な低炭素航空エコシステムの構築を支援し得ることを実証するものである。

 サプライチェーンにおける炭素削減や持続可能な輸送に対する世界的な需要が高まる中、Eva AirwaysはSAF戦略を積極的に拡大している。2025年以降、アジア、欧州、北米発のフライトに定期的にSAFを導入しているほか、FPCCとの間で5年間のSAF調達契約を締結している。「グリーン輸送プログラム」を通じて、Eva Airwaysでは企業や貨物輸送業者に対し、航空輸送に伴う二酸化炭素排出量の理解を含めた支援を行い、SAFの環境価値を活用して、サプライチェーン全体におけるスコープ3排出量の削減に取り組んでいる。AIT、マイクロソフト、FPCCとの連携は、持続可能で再現性のあるパートナーシップモデルを構築し、より多くの企業が参加してSAFの活用を共同で拡大し、航空輸送のネットゼロ化を加速させることを目指している。

詳しくは、→https://www.evaair.com/ja-jp/about-eva-air/news/news-releases/2026-08-25-eco-friendly-evaair-news.html

2026-08-29 | Posted in エネルギー編, トピックス, バイオ燃料等 |