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住友林業が設計施工の日本生命保険の岐阜・海津市の木造オフィス利用開始。木質感あふれた空間でCO2排出量も削減(2026.5)

 住友林業㈱が設計・施工した日本生命保険相互会社の「岐阜海津平田オフィス」(岐阜県海津市)が3月に利用開始した。本物件は日本生命保険が全国で100物件の木造営業拠点を建築する計画の一環として、住友林業が設計・施工した1棟目の建物になる。

 住友林業独自のビッグフレーム構法(BF構法)を採用し、国産スギの外装部材や構造躯体を現し(あらわし)にするなど木質感あふれる外観や内装に仕上げた。

 木造建築は鉄骨造やRC造と比べて「建てるときのCO2排出量(エンボディドカーボン)」を削減できる。建物のライフサイクルの CO2排出量を可視化するソフトウェア「One Click LCA」で試算すると、この建物のエンボディドカーボンは鉄骨造比で約26%、RC造比で約15%削減できたとの結果が出た。ZEB Ready相当の省エネ性能を持ち、建物の利用時に発生するCO₂排出量(オペレーショナルカーボン)を削減する。

 構造材や内装材などの木材使用量は約81m³、炭素固定量は約68トンCO2e bioです。木はCO2を吸収し、伐採後に木材となっても炭素を長期間固定する。住友林業は事務所・店舗・福祉施設などで環境配慮と快適性を両立させた木造の事業用建築を推進し、脱炭素社会の実現に貢献していく考えだ。

オフィス 外観

詳しくは。→https://sfc.jp/information/news/2026/2026-04-30.html