トピックス,エネルギー編
富士石油、袖ケ浦製油所でのSAF製造プラントの建設を中止。建設費高騰により(2025.5)
富士石油㈱は、2023年5月17日付「袖ケ浦製油所におけるバイオ燃料製造事業の検討について」にて公表したとおり、袖ケ浦製油所における SAFを目的生産物とするバイオ燃料製造事業について、年間約18万KLのSAF製造および2027年度の供給開始を想定した検討を進めていたが、本検討を中止することとしたと発表した。
同社は、当該事業の実現に向けて、袖ケ浦製油所での製造プラント建設に係る基本設計や、サプライチェーン構築に係る検討などを進めてきた。しかしながら、製造プラントの建設費が想定を遥かに超える金額となったことなどを踏まえた事業性の観点から、本検討を中止するとの判断に至った。 今回の検討で得られた知見を活かしつつ、当社は、社会に貢献しながら持続的な成長を目指す企業として、引き続きSAFを含む次世代バイオ燃料の供給を通じて社会全体のカーボンニュートラル実現に貢献すべく、各種検討を続けていく考えだ。
詳しくは、→https://data.swcms.net/file/foc-corp/ja/news/auto_20250507532377/pdfFile.pdf