ニュース情報/政策関連

EBB、欧州裁判所の長年訴訟で成果。インドネシアのバイオディーゼル不当輸入との戦いで(2024.10)

 2024年10月17日、欧州のバイオディーゼル生産者を代表するEBB(The European Biodiesel Board)は、欧州司法裁判所から有利な判決を得たと発表した。この判決では、インドネシアの輸出業者PT Pelita Agung Agrindustri とPT Permata Hijau Palm Oleo が2022年12月14日に言い渡された欧州一般裁判所の判決に対して起こした控訴を棄却した。欧州司法裁判所の判決は、欧州一般裁判所の判決を全面的に支持し、4年間の訴訟に終止符を打ったものだ。

 EBBの事務局長Xavier Noyon氏は、「この判決は、バイオディーゼルの不当な輸入と戦い、EU内で公平な競争条件を回復するための、EBBの長く継続的な戦いにおける新たな節目となるものである」と述べた。同氏は、 「相殺関税は、失効見直し調査でさらに5年間延長する必要があるとの結論が出ない限り、まもなく失効するため、この判決は重要な時期に下された」と付け加えた。

詳しくは、→https://ebb-eu.org/news/ebb-achieves-major-success-indonesian-biodiesel-imports/

2024-10-22 | Posted in ニュース情報/政策関連 |