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丸紅、Co-processing製法で製造されたSAFを全日本空輸向けに供給。国内初の取組(2024.6)

 丸紅㈱は、石油由来原料とバイオ原料の同時処理を行うCo-processing製法により製造されたSAFの日本市場への供給を開始した。丸紅は、韓国の石油精製会社であるHD Hyundai Oilbankより、同社製油所において生産された植物油(廃食用油)由来のSAFを調達し、丸紅が100%出資する丸紅エネックス㈱の千葉ターミナルにて、全日本空輸㈱向けに供給した。Co-processing製法によるSAFの供給は、日本初。

 Co-processing製法とは、既存製油所の石油精製設備に、石油由来原料と植物油(廃食用油)等のバイオ原料を混ぜ合わせて投入することで、一部がバイオ由来の石油製品を製造する手法。大規模な改修工事無しに既存設備が使えるため、設備投資費用が抑えられることや短い期間でSAFの製造を開始できることから、SAFの新設生産設備が運転・普及するまでの移行期間における有効な製法として期待されている。

SAF荷役時の様子

詳しくは、→https://www.marubeni.com/jp/news/2024/info/00031.html

2024-06-17 | Posted in トピックス |