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米・LanzaJet、世界初のエタノールベースのSAF生産施設・LanzaJet Freedom Pines Fuels Plantを披露（2024.1）
持続可能な燃料技術を有し、持続可能な燃料の生産会社である米国のLanzaJet（ジョージア州ソパートン市） は1月24日、政府関係者、業界リーダー、パートナー、支援者らを招き、世界初のエタノールをベースとしたSAF生産施設・LanzaJet Freedom Pines Fuels Plantの開所式を開催したと発表した。
同社は、エタノールからSAFへの製造プロセス・経路を開発したパイオニアである。このエタノールをベースとする技術は、広く入手可能で持続可能な原料、商業廃棄物変換のソリューションを使い、航空の脱炭素化に必要なレベルまで生産を拡大できる、世界初の実行可能な次世代SAF技術である。
新しい生産施設のLanzaJet Freedom Pines Fuels Plantは、商用化に向けた技術競争の中で、ここ10 年近くで最も有望な SAF 技術の1つであり、低炭素で持続可能な認定エタノールから米国及び世界基準を満たした年間 1,000 万ガロンのSAFと再生可能ディーゼルを生産することができる。LanzaJet の技術により、将来の供給量は、航空排出量を目に見える形で削減するために 2030 年までに少なくとも年間 30 億ガロンの SAFを供給することを求めるホワイトハウスのSAF グランド チャレンジだけでなく、SAF 産業の規模も拡大サポートできるようになる。
LanzaJet Freedom Pines Fuels Plantプラントは、SAF 業界における初の歴史の集大成であり、その起源は2010 年に太平洋岸北西部国立研究所 （PNNL）との協力により導き出された初のSAFへのエタノール変換技術実証に遡る。この技術による最初の商業飛行は、2018年と2019年にヴァージン・アトランティック航空と全日本空輸（ANA）によって実施された。
追加情報→https://kyodonewsprwire.jp/release/202402056224