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日鉄エンジニアリング、シャフト炉式ガス化溶融炉向け、独自開発のバイオマスコークス実装取り組み加速(2023.12)
日鉄エンジニアリング㈱(東京都品川区)は、このたび同社が提供する廃棄物処理設備「シャフト炉式ガス化溶融炉」(シャフト炉)向けのバイオマスコークスの製造技術を独自開発し、シャフト炉の実機に適用できることを確認したと発表した。
同社は、シャフト炉の還元剤として利用する石炭コークスから発生するCO2を抑制しカーボンニュートラル化を推進するため、操業技術の最適化や低炭素型シャフト炉の開発などによるコークス使用量の極小化に取り組むとともに、オガ炭など一般に流通するバイオマスコークスで代替性の検証を行ってきた。
このたび同社は、バイオマスコークスの調達ソース拡大と安定した供給確保のため、シャフト炉向けのバイオマスコークスを独自に開発し、東部知多衛生組合の協力のもと東部知多クリーンセンターで実施した実機試験にて、従来のコークスを100%代替可能であることを確認した。今後は、これまで取り組んできた一般流通品の検証と並行して、独自開発したバイオマスコークスの実装投入に向けて、製造プロセス最適化、安定供給スキーム構築などの取り組みを加速していく考えだ。
詳しくは、→https://www.eng.nipponsteel.com/news/2023/20231219.html
2023-12-21 | Posted in トピックス |