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東レ、100%植物由来のナイロン繊維を活用し、吉田のポーターと共創・協業の取り組み開始(2023.12)

 東レ㈱(東京都中央区)は、ポーターのバッグを製造・販売する㈱吉田(東京都千代田区)と、発売から40周年を迎えたポーターの代表シリーズ タンカーにおいて、100%植物由来のナイロン繊維 エコディアN510で共創・協業の取り組みを開始したと発表した。
 今回、タンカーシリーズの表地に採用された エコディアN510は、植物由来のセバシン酸(植物:ヒマ)とペンタメチレンジアミン(植物:トウモロコシ)を重合・紡糸してつくる、100%植物由来のナイロン繊維。
 エコディアN510 は、100%植物由来ナイロンでありながら、融点が高く、優れた寸法安定性があり、また、従来の石油由来のナイロン6 と同等の強度と耐熱性をも兼ね備えている。東レは、2022年の事業化開始以降、東レグループ サステナビリティ・ビジョンの取り組みを進めるため、エコディアN510の新たな用途開拓を探求してきた。
 今回、吉田はタンカーシリーズを全面リニューアルするにあたり、植物由来であり、かつ実用的な素材である、エコディアN510の特徴を活かし、未来を見据えた新たな素材とそれを使用した商品の開発を両社でスタートした。
 そして、この度、東レが長年培ってきた高度な紡糸技術により、今回のポーターとの協業によるナイロン繊維 エコディアN510の量産化に初めて成功し、吉田が求める鞄用途の素材として十分な強度や品質をクリアしたことから、タンカーシリーズの表地に採用された。また、裏地には、回収漁網等を再資源化した東レのケミカルリサイクルナイロン素材が採用された。新たなタンカーシリーズは、来年春以降に順次店頭販売が開始される予定だ。両社の取り組みで、今後もさまざまな環境配慮型素材・製品の開発を進めていく考えだ。

詳しくは、→https://www.toray.co.jp/news/article.html?contentId=k7wzcdg7

 

2023-12-21 | Posted in トピックス |