トピックス,マテリアル他編

王子HDグループ、使用済み紙コップを紙糸として布製品にアップサイクル開始(2026.5)

 2026年5月11日、王子ホールディングス㈱は、王子エフテックス㈱、KPPグループとの共同出資会社である王子ファイバー㈱と共同で、使用済み紙コップを再生した新たな紙糸素材「OJO⁺PC」(オージョ)を開発し、布製品にアップサイクルする取組みを開始したと発表した。

 紙コップは一般的に耐水性を付与するためプラスチックラミネート加工が施されており、古紙回収に出せない禁忌品として大部分が焼却処分されている。しかし近年、サーキュラーエコノミー実現に向け、使用済み製品を再び原材料として利用する、持続的なマテリアルリサイクルの重要性が高まっており、紙コップに関しても、再利用技術の開発が望まれていた。本取組みでは、王子グループの再生技術を活用することで、紙コップの繊維分(パルプ)を原料に使った紙糸「OJO⁺PC」を生産し、布製品に生まれ変わらせる。

 当社は2022年から外食、宿泊、建設、流通業など、幅広い業界と連携して紙コップのリサイクルを推進してきた。2025年9月には新ブランド「Renewa」を立ち上げ、取り組みを加速させている。本取組みでは、王子エフテックス㈱にて使用済み紙コップを紙糸OJO⁺原紙にリサイクルし、王子ファイバー㈱にて撚糸することで紙糸「OJO⁺PC」に再生する。さらには紙糸「OJO⁺PC」を使用した布製品にアップサイクルすることで、高付加価値化し、紙コップのリサイクル拡大および資源循環型社会の実現に貢献する。

詳しくは、→https://www.ojiholdings.co.jp/news/detail_002528.html

2026-05-13 | Posted in トピックス, マテリアル他編 |