イベント情報
環境NGO3団体主催「カナダNGO来日セミナー・輸入木質ペレットの真実」2023.11.28 開催
環境NGO3団体は、「カナダNGO来日セミナー・輸入木質ペレットの真実-カナダのペレット生産と森林への影響」を、下記の要領で開催する。
●日 時:2023年11月28日(火)14:00-16:00(開場13:45) ●開催形式:ハイブリッド形式(会場+オンライン) 会場:ビジョンセンター東京日本橋 701号室(7階) (中央区日本橋1-1-7OP日本橋ビル) オンライン:Zoomウェビナー(同時通訳付き) ●主 催:地球・人間環境フォーラム、国際環境NGO FoE Japan、Mighty Earth ●共 催:バイオマス産業社会ネットワーク、ウータン・森と生活を考える会 ●参加費:無 料 ●プログラム(同時通訳付)
・「FIT輸入バイオマスにおける持続可能性・合法性の課題」 鈴嶋克太氏(地球・人間環境フォーラム)
・「カナダ・ブリティッシュコロンビア州の森林生態系とペレット生産の影響(仮)」 ミシェル・コノリー氏(Conservation North)
・「カナダの森林政策と木質ペレット生産の現状(仮)」 ベン・パーフィット氏 (Canadian Center for Policy Alternatives/資源政策アナリスト)
・質疑応答
日本の木質ペレット輸入先第2位のカナダでは、原生林を含む天然林の伐採が続き、その一部はそのまま木質ペレットに加工されている。再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)によりバイオマス発電の燃料需要は増加している。カナダから輸入される木質ペレットは2022年に130万トンを超え、今後さらに増加すると予想される。
自然豊かなイメージのあるブリティッシュコロンビア州ですが、その原生林は急速に減少し、生物多様性や森林の多面的機能への影響が強く懸念されている。さらに今年は過去最大規模の山火事により、同州だけで200万ヘクタール(東京都の約10倍)以上の森林が焼失している。同州で現在ペレット向けに伐採されているのは広葉樹も含む天然林ですが、伐採後より火災に弱い針葉樹のみが植林されているという関係も指摘されている。
ブリティッシュコロンビア州で、森林保全と木質ペレット生産の問題に取り組むNGOのミシェル・コノリー氏と資源政策アナリストのベン・パーフィット氏のお二人に、木質ペレット生産による森林、生態系への影響と日本のペレット輸入や森林火災との関連について、お話しいただく。
詳しくは、→https://www.gef.or.jp/news/event/231128canadabiomassseminar/