研究情報

米・Ebb carbon社、海洋CO2除去実証中。研究機関等と連携し、スクイム湾・PNNL施設で(2023.8)

 気候技術スタートアップ企業のEbb Carbon社は、国立研究所、連邦研究機関等と連携し、初の海洋CO2除去(ocean carbon dioxide removal(CDR)system)および海洋脱酸システムを、ワシントン州スクイム湾の米国エネルギー省管轄のパシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL)施設に設置し、実証を進めている。同企業は、Google X、Tesla、SolarCityの元幹部らが設立した。

 同社の目標は、海洋の酸性化を局所的に軽減しながら、大気から数十億トンのCO2を除去すること。これを達成するために、実証済みの電気化学技術を採用し、それを気候変動対策に対応する海洋CO2除去 システムを開発した。

PNNL研究施設からスクイム湾の見渡す

詳しくは、→https://www.ebbcarbon.com/post/ebb-carbon-ocean-carbon-removal-solution-operational-at-pnnl-sequim

 

2023-08-23 | Posted in 研究情報 |