研究情報

東大、京大等の研究G、生態系を利用した新たなAI ~高い生物多様性は高い計算能力の可能性(2023.4)

 東京大学、京都大学、東北大学、B.Creation㈱の研究グループは、生態系シミュレーションと微生物培養系を用いた実験から、生態系に存在するネットワークが計算能力(情報処理能力)を持ち、我々がその能力を利用しうる、という証拠を見つけたと発表した。  

 近年、様々な分野でニューラルネットワークを用いたデータ解析法、いわゆる人工知能(AI)が盛んに開発・利用されている。これまでに様々なニューラルネットワークが提案され、その計算能力が評価・利用されてきた。しかし、生態系に自然に存在するネットワーク(例えば、食う、食われるといった種間関係)が計算能力を持っているのか、またそれらを我々人間が利用できるのか、については全く研究されてこなかった。
 この研究で示された「生態系の計算能力」は、これまでに注目されなかった計算資源であり、発展著しいAI技術に新たな方向性を与えるもので、また、高い生物多様性と高い計算能力に関連があることも示唆されており、これまで知られていなかった生物多様性の新たな価値に光を当てるものと提案した。

 

詳しくは、→https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2023-04-20-0

 

2023-04-20 | Posted in 研究情報 |