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商船三井、自動車船向けバイオLNG燃料供給のターム契約をスイス・Axpoと締結。欧州で拡大へ(2026.6)
2026年6月18日、㈱商船三井は、同社が運航するLNG燃料自動車船におけるバイオLNG燃料の使用拡大に向け、地中海でのバイオLNG供給についてスイスのAxpoと新たにターム契約を締結した。
本契約締結により、昨年3月に開始した北西欧州(ベルギー・ジーブルージュ港)でのバイオLNG燃料供給契約に続き、地中海地域(スペイン・マラガ港、バルセロナ港)においても、同社が運航する自動車船向けバイオLNG燃料の供給が可能となった。
バイオLNG燃料は、主に家畜の排泄物や生ごみなどのバイオマスから生成されるメタンを液化したもので、既存のLNG燃料供給インフラを活用しながら、ライフサイクルベースでのGHG(温室効果ガス)排出量を大幅に削減し、カーボンニュートラルを実現できる、即効性のあるクリーンな燃料である。
今回供給を受けるバイオLNG燃料は、燃料の製造から消費までのライフサイクルベースで炭素強度(エネルギー消費当たりの二酸化炭素排出量)が-15g-CO2/MJ以下となっている。また、当該バイオLNG燃料はISCC-EU認証(国際持続可能性カーボン認証)を取得している。従来の舶用燃料に代えてこのようなバイオ燃料を使用することで、温室効果ガス排出量の削減に貢献している。
この度の供給契約締結により欧州地域で継続的かつ安定的にバイオLNG燃料供給を受ける体制を構築し、「商船三井グループ 環境ビジョン」において重要なアクションの1つとして挙げている代替燃料の導入やネットゼロ・エミッション実現の取組みの一環として、LNG燃料船をブリッジソリューションとして活用し、バイオLNG燃料や合成LNG(e-methane)燃料などのカーボンニュートラル燃料への転換を推進している。

本船CIELO ACEにバイオLNG燃料を供給する様子
