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印・L&T Energy GreenTechと伊藤忠、長期的なグリーンアンモニア供給契約締結。年間30万規模で(2026.4)
2026年4月22日、インドのLarsen & Toubroの完全子会社である L&T Energy GreenTech Ltd (LTEGL)は、伊藤忠商事と長期パートナーシップ契約を締結したと発表した。このパートナーシップに基づき、LTEGLはグジャラート州カンドラに建設予定の生産施設から、伊藤忠商事に対し、年間30万トンのグリーンアンモニアを長期テイク・オア・ペイ方式で供給する。
今回の合意は、2025年7月に両社が締結した共同開発協定(JDA)に基づくものであり、共同開発から長期的な需要確保へと、パートナーシップが大きく進展したことを示すものである。LTEGLと伊藤忠商事の連携を強化し、世界的に競争力のあるグリーンアンモニアバリューチェーンの構築という共通のビジョンを推進する。
伊藤忠商事は、カンドラから供給されるグリーンアンモニアを活用し、主要な海上貿易ルート全体にわたるグローバルなグリーンアンモニアエコシステムの構築戦略に基づき、拡大するグリーンバンカリング事業を支援する。世界有数の船舶燃料ハブであるシンガポールは、アンモニアバンカリングの重要な拠点として台頭している。これは、海事セクターの脱炭素化に向けた重要な一歩であり、船舶における低炭素燃料の普及拡大を後押しするものである。
この合意は、LTEGLがグリーン水素および派生製品のプラットフォームを拡大し、カンドラを低炭素燃料の戦略的な輸出拠点として位置づけるという戦略を強化するものでもある。インドの国家グリーン水素ミッションに沿って、このプロジェクトは、グリーンエネルギー派生製品の主要輸出国となるというインドの野心を支援するものである。
LTEGLとのこの提携を通じて、カンドラからの供給は、伊藤忠商事のシンガポールおよびその他の地域におけるバンカリング事業を支援し、次世代船舶燃料としてのグリーンアンモニアの早期導入を可能にすることが期待される。
