ニュース情報/政策関連

インド、グリーン水素誘導体の取引加速に向け、グリーンアンモニアとグリーンメタノールの基準発表(2026.3)

 2026年3月7日、インド政府は、国家グリーン水素ミッションの推進に向けた重要な動きとして、2026年2月27日にインドのグリーンアンモニアおよびグリーンメタノール基準を公布した。新再生可能エネルギー省(MNRE)が発行した基準は、生産されるアンモニアとメタノールが「グリーン」、つまり再生可能資源由来のグリーン水素を使用して生産されるものとして分類されるために遵守しなければならない排出閾値と適格条件を概説している。

<インドのグリーンアンモニア基準>                                                        

 グリーンアンモニアは、グリーン水素の製造、アンモニアの合成、精製、圧縮、および現地での保管から生じる非生物起源の温室効果ガスの総排出量が、過去12 か月間の平均として計算して、アンモニア1 kg あたり 0.38 kg CO2相当量 (kg CO2 eq/kg NH₃) 以下である必要がある。

<インドのグリーンメタノール基準>

 グリーンメタノールは、グリーン水素の製造、メタノールの合成、精製、および現地での保管から生じる非生物起源の温室効果ガスの総排出量が、過去 12 か月間の平均として計算されたメタノール1kg あたり 0.44 kg CO2相当量 (kg CO2 eq/kg CH₃OH) 以下である必要がある。

 この通知ではさらに、グリーンメタノール製造用の二酸化炭素は、生物起源、直接空気回収(DAC)、または既存の産業起源から供給可能であると規定されている。省は、対象となる二酸化炭素供給源を随時変更することができ、かかる変更は、適切な適用除外規定とともに将来に向かって適用される。

 グリーンアンモニアとグリーンメタノールの生産プロセスでは、再生可能エネルギーには、適用される規制に従ってエネルギー貯蔵システムに貯蔵されるか、グリッドに蓄えられる、再生可能エネルギー源から生成された電気も含まれる。

 この通知では、グリーンアンモニアとグリーンメタノールの測定、報告、監視、現地検証、認証の詳細な方法は、新再生可能エネルギー省が別途発行すると規定されている。

詳しくは、→https://www.pib.gov.in/PressReleasePage.aspx?PRID=2236255&reg=3&lang=1

 

2026-03-08 | Posted in ニュース情報/政策関連 |