トピックス,エネルギー編
米・DG FUELS、セントジェームズのSAFプロジェクトの請負業者に韓・SAMSUNG E&A選定(20・5.11)
米国のDG Fuels LLCは11月10日、ルイジアナ州セントジェームス教区における初の合成ジェット燃料プロジェクトの主要請負業者として、韓国のSAMSUNG E&Aを選定したと発表した。SAMSUNG E&Aは、約80億ドル規模の合成ジェット燃料プロジェクトのうち、ブルー水素、グリーン水素、および発電部分の責任を負うことになる。両社はすでに契約条件書に署名しており、SAMSUNG E&Aは2025年末までにプロジェクトの専用部分の基本設計(FEED)を開始する予定。SAMSUNG E&Aは、プロジェクトの残りの部分の請負業者であり、システム構成技術の総合インテグレーターである Black & Veatchと協力する。両社はまた、ミネソタ州とネブラスカ州のプロジェクトに続く形で関係を拡大する可能性についても予備的な協議を行っている。
DGF会長兼CEOのMike Darcy氏は、「エネルギープラント分野で世界的に認められた専門知識を持つSAMSUNG E&Aとの商業関係構築を大変嬉しく思う。この重要なプロジェクトにおける更なる協力と支援方法について協議し、SAMSUNG E&Aとの関係をさらに拡大していくことを楽しみにしている」と述べた。
年間約2億ガロンのジェット燃料を生産するDGFのセントジェームスプロジェクトは、2026年第3四半期に最終投資決定を予定している。
詳しくは、→https://dgfuels.com/2025/11/10/dg-fuels-appoints-samsung-ea-as-contractor-for-saf-project-in-st-james/ (関連情報)→https://greenproduction.co.jp/archives/24641
