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フィンランド・Solar FoodsのCO2吸収の微生物たんぱく質使用のコーヒー飲料を、味の素Gがシンガポールで限定発売(2025.10)
CO2を栄養源として生成される微生物たんぱく質・Solein開発注力ののフィンランドのSolar Foodsは、味の素グループは、Soleinを使用した新製品を継続的に消費者に提供している。コンシャスブランド「Atlr.72」では、これまでスイーツ製品を展開してきたが、この度、飲料分野への展開を開始したとSolar Foodsは発表した。「Atlr.72 GRe:en Drop Coffee」は、レギュラーコーヒーと豆を使わないコーヒーをブレンドし、Soleinのクリーミーな風味が特長である。この乳製品不使用のコーヒーは、10月27日よりシンガポールで販売開始となる。同社は今後、「Atlr.72」をスイーツや飲料だけでなく、普段の食事にも展開していく予定である。
日本の食品大手、味の素のコンシャスブランド「Atlr.72」は、消費者の健康的で持続可能な製品への高まる需要に応え、食を通じて人と地球のより良い未来に貢献する新しい食生活を提案している。今年10月、Atlr.72は、持続可能な原料と美味しく深い味わいを組み合わせた濃厚な乳製品不使用アイスラテ「GRe:en Drop Coffee」を発売する。「GRe :en Drop Coffee」は、レギュラーコーヒーと米とひよこ豆から作られた豆なしコーヒー(ブレンド比率:コーヒー70%、豆なしコーヒー30%)をブレンドし、美味しさを損なうことなくコーヒーの環境負荷を軽減(CO2排出量を1/4に削減)する。乳製品不使用のアイスラテは、コーヒーに豊かなクリーミーさと深くまろやかな風味を与えるオーツ麦ドリンクとソレインを使用している。「GRe:en Drop Coffee」は、10月27日から1週間の限定版プレビューとしてシンガポールで販売される。
「Solar Foodsと味の素は2023年に戦略的な製品開発パートナーシップを開始しており、より健康的で環境に優しい製品を求める消費者のニーズに応える革新的な製品を両社が開発していく過程を支援できることを大変嬉しく思っている。Atlr.72製品は、乳製品や卵黄の代替から栄養価の高いタンパク質原料まで、ソレインの多様性を示すものである。ソレインは、優れた栄養価、風味、機能性を備えながら、環境への影響を最小限に抑えています」と、Solar Foods最高販売責任者のJuan Benitez Garcia氏は述べている。
詳しくは、→https://solarfoods.com/the-japanese-food-giant-ajinomoto-launches-coffee-drink-made-with-solein/
関連情報→https://greenproduction.co.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=32898&action=edit
