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JAB(日本適合性認定協会)、CORSIA適格燃料(CORSIA SAF)の持続可能性認証スキーム(SCS) に係る認定事業開始(2025.8)
公益財団法人 日本適合性認定協会(JAB)は、製品認証サブスキーム「燃料製造プロセス:ClassNK SCS」に係る認定事業を開始すると発表した。ついては、本サブスキームに対する認定申請の受付を、7月30日より開始する。
「ClassNK SCS」は、一般財団法人日本海事協会 (ClassNK) がスキームオーナー (制度管理者) を務める、アジア初のSCS (Sustainability Certification Schemes:持続可能性認証スキーム) である。
本協会は認定機関としてClassNK SCSに参画することで、ClassNKと共にCORSIA適格燃料 (CEF) の普及拡大に向けて取り組む。
【ClassNK SCS】
一般財団法人日本海事協会 (ClassNK) がスキームオーナー (制度管理者) を務めるCORSIA適格燃料の持続可能性認証スキームが、2024年10月、国連の専門機関である国際民間航空機関 (ICAO:International Civil Aviation Organization) の理事会において、アジア初のSCSとして承認された。
詳細は→https://www.classnk.or.jp/hp/ja/hp_news.aspx?id=12523&type=press_release&layout=1
【CORSIA適格燃料 (CEF:CORSIA Eligible Fuel) 】
国際民間航空機関 (ICAO) が実施する「国際航空のための炭素オフセットおよび削減制度」 (CORSIA:Carbon Offsetting and Reduction Scheme for International Aviation) に適合した燃料であり、「CORSIA SAF (Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料) 」と「CORSIA LCAF (Lower Carbon Aviation Fuels:低炭素航空燃料) 」で構成される。国際航空で求められている炭素排出量の削減根拠として使用され、ICAOが承認するSCSによる認証を受けている必要がある。
詳しくは、→https://www.jab.or.jp/news/2302