トピックス,エネルギー編
旭化成、フィンランドの水素プロジェクトにコンテナ型アルカリ水電解システムを供給。(2025.7)
旭化成㈱は、Central Finland地区で脱炭素プロジェクトを推進するCentral Finland Mobility Foundation(本部: フィンランド ユバスキュラ市、Cefmof)より、1MW級のコンテナ型アルカリ水電解システム「Aqualyzer‐C3(アクアライザー・シーキューブ)」を受注したと発表した。
Cefmofは、フィンランド ユバスキュラ市、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(TGR-WRT)と一般財団法人トヨタ・モビリティ基金によって設立され、Central Finland地区の脱炭素化を水素の活用を通じて支援する現地社団法人。
<水素プロジェクトについて>
現在、フィンランドのユバスキュラ市で、水素を燃料とするバスや乗用車の導入を通じて、水素を活用したモビリティ分野の活性化を図るプロジェクトが、Cefmofやユバスキュラ市をはじめとする関係者の連携により進められている。本プロジェクトは、Central Finland地区内で、水素を製造・使用する「地産地消モデル」の構築を目指している。フィンランド初となる商用水素ステーションの開設に合わせて、その隣接地に旭化成のコンテナ型アルカリ水電解システムが設置される予定だ。

コンテナ型アルカリ水電解システム「Aqualyzer-C3」
詳しくは、→https://www.asahi-kasei.com/jp/news/2025/ze250730.html