トピックス,エネルギー編

スイス・ABBとカナダ・Charbone Hydrogen、北米のグリーン水素生産施設開発へ契約締結

 電化と自動化のテクノロジー分野に注力するスイスのABBと、カナダのモントリオールに拠点を置く統合グリーン水素製造会社であるCharbone Hydrogen Corporationは、今後5年間で北米全域に最大15のモジュール式で拡張可能なグリーン水素製造施設の開発で協力する覚書(MoU)を締結したと発表した。これにより、現在エネルギー源としてグレー水素を使用している既存の水素ユーザーと製鉄などの重工業プロセスにクリーンな燃料源を提供する。

 この覚書の範囲では、ABBは、生産施設と地域の公共事業体との相互接続のためのモジュール式および標準の電気変電所 (eHouse) の設計、エンジニアリング、製造、テスト、供給の優先サプライヤーとして位置付けられる。ABBは、エネルギー効率と信頼性を高めるために、プロジェクト ポートフォリオ全体にわたってシステムとコンポーネントの基本エンジニアリングを標準化する点で Charbone社をサポートする。将来的には、プロジェクトの要件に応じて、ABB が自動化、電化、通信の主要な請負業者として活動する可能性もある。

 提携の対象施設には、カナダのケベック州モントリオール近郊にあるCharbone社の旗艦施設、ソレル・トレーシー施設も含まれる。この施設は、2025年第2四半期末までにHydro-Québec社の送電網に接続され、水力発電でグリーン水素電解装置に電力を供給する予定。この施設は、Charbone社が開発中の他の施設向けのモジュール式で拡張可能な設備の設計とエンジニアリングの青写真となる。次に着工されるプロジェクトは、大手自動車会社の製造拠点である米国のデトロイト大都市圏となる。

詳しくは、→https://new.abb.com/news/detail/124187/abb-and-charbone-hydrogen-sign-agreement-to-advance-north-american-green-hydrogen-production-facilities

2025-03-19 | Posted in エネルギー編, トピックス |