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米・LanzaTechとArcelorMittal、ベルギーの主力スティールノール施設からエタノール生産。最初のバージ船出荷（2024.12）

　米国の炭素リサイクル企業であるLanzaTech Global, Inc. と、世界有数の総合鉄鋼・鉱業企業であるArcelorMittal SA（アルセロール・ミタル）は、ベルギーのゲントにあるArcelorMittalの商業用主力施設であるスティールノールのエタノールが、大規模なはしけによる輸送を支えるのに十分なレベルまでエタノール量を増加させるという生産マイルストーンを達成したことを発表した。LanzaTechは今月初めに最初のはしけ輸送の所有権を取得し、エタノールは精製されて化粧品メーカーのCotyなどのLanzaTechの顧客に販売される予定。この成果は、LanzaTechとArcelorMittalの共同戦略である、この地域で生産される持続可能なエタノールの活気ある欧州サプライチェーンの構築を前進させるとした。

　ArcelorMittalのスティールノール施設は、LanzaTechが開発した最先端の炭素リサイクル技術を使用して、高炉からの炭素を多く含む産業排出物を燃料グレードのエタノールに変換している。エタノールの生産は2023年に開始され、この施設はヨーロッパの鉄鋼業界では初めて。生産されたエタノールは燃料市場に直接販売することも、さらに精製または変換して、アパレル、パーソナルケア、パッケージなど、幅広い消費者製品に使用することもできる。

詳しくは、→https://lanzatech.com/arcelormittal-and-lanzatech-announce-ethanol-production-milestone-and-shipment-of-first-barge-from-flagship-steelanol-facility-in-belgium/