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独・AMSilk、味の素グループとの産業用発酵における提携交渉の前進を発表（2024.10）

　クモ糸由来のタンパク質から作られる先進的バイオマテリアルの先駆者であるドイツのAMSilk GmbHは10月16日、同社と味の素グループの関連会社、産業用発酵で50年以上の経験を持つ味の素フーズヨーロッパ（AFE）が、フランスのネスレにある味の素フーズヨーロッパの製造施設でシルクタンパク質をバイオ製造するための長期的パートナーシップを結ぶことに前進していることを発表した。

　AMSilk は、味の素の精密発酵に関する広範な産業専門知識と、戦略的に有利なフランスの拠点を活用して、味の素と戦略的提携を結んでいる。高級繊維および消費財業界における AMSilk の主要顧客の近くに位置しているこの施設は、地元の原材料と再生可能エネルギーの利用環境をもち、持続可能なビジネスを進めるAMSilk の取り組みと一致している。

　この提携は、AMSilk にとって、クモ糸ベースのタンパク質の商業的サプライヤーとなるための急速な進歩を遂げる重要な一歩となる。味の素の世界的な製造能力と最先端の施設を活用することで、AMSilk は商業的マイルストーンを達成し、高性能バイオテクノロジー材料を大規模な提供を推進していきたい考えだ。

詳しくは、→https://www.amsilk.com/amsilk-announces-successful-partnership-negotiation-with-ajinomoto-for-industrial-fermentation/