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全森連と農林中金、森林由来クレジットの販売プラットフォーム立上げ。第1号案件売買成立(2024.3)

  JForest 全国森林組合連合会(東京都千代田区、全森連)および農林中央金庫は、森林・林業のグリーン成長化、カーボンニュートラル社会への貢献を目指して、㈱日本オフセットデザイン創研(神戸市)の協力のもと、「森林由来クレジットの販売プラットフォームFC BASE-M(https://fcbase-m.jp、「M」はMarketを示す)」を2024年3月21日に立ち上げた。

 これにより、全国の森林組合、地方自治体、一般社団・財団法人、公益社団・財団法人、企業等が創出した森林由来クレジットの情報を、インターネットサイト上のFC BASE-Mに掲載することで、自由に販売できるようになる。昨年3月末に開設した「森林由来クレジット創出プラットフォームFC BASE-C(「 C」はCreateの頭文字)」と合わせて、森林組合系統の森林由来クレジットの創出・販売を一気通貫でサポートする仕組みが整った。また、FC BASE-M における第1号案件として、大阪府森林組合(大阪府高槻市)および一般社団法人大和森林管理協会(奈良県北葛城郡王寺町)が創出した森林由来クレジットを、西日本旅客鉄道㈱(大阪市)の取組みと連携させる形で、ジェイアール西日本コンサルタンツ㈱(大阪市)が購入している。全森連・農林中金は、本取組みにより、森林・林業へ安定的に民間資金が流入し、持続的な森林管理等の促進を図るともに、気候変動問題の解決等に貢献していく考えだ。

詳しくは、→https://www.nochubank.or.jp/news/news_release/uploads/2024/森林由来クレジットの販売プラットフォームの立上げおよび第一号案件の売買について_.pdf

 

2024-03-30 | Posted in トピックス |