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富士フイルム、細胞培養用の培地の生産拠点を米国ノースカロライナ州に新設・設備投資決定(2022.12)

 富士フイルム㈱は、細胞培養に必要な培地の事業成長を加速させるため、同社子会社のFUJIFILM Irvine Scientific(フジフイルム アーバインサイエンティフィック), Inc. (FISI)に約260億円の設備投資を行い、培地の生産拠点を米国ノースカロライナ州に新設する。今回の設備投資により、同社グループとして世界5拠点を有する、培地のグローバル生産体制を構築し、バイオ医薬品等の研究開発・製造を強力にサポートしていく。なお、新設する拠点は、2025年に稼働を開始する予定だ。
 培地は、細胞の生育・増殖のための栄養分を含む液状または粉末状の物質で、バイオ医薬品などの研究開発・製造における細胞培養に必要不可欠なものだ。現在、抗体医薬品やワクチンなどバイオ医薬品の需要増や、細胞治療・遺伝子治療といった先端医療の発展に伴い、培地のグローバル市場は年率10%以上で成長を続けている。
 同社は、高い研究開発力や優れた品質管理力などを強みに、培地ビジネスの拡大を図っている。日本・米国に続き欧州でも、cGMPに準拠した、培地の生産拠点を整備し、ますます高まる培地需要への対応を進めている。

詳しくは、→https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/8812

2022-12-05 | Posted in トピックス |