ニュース情報/政策関連

エコマーク・容器包装基準にマスバランス方式・バイオマスプラ導入へ。 日本環境協会意見募集(2022.12)

 エコマークは、No.140「飲食料品、化粧品、家庭用品などの容器包装Version1」認定基準に、「バイオマス由来特性を割り当てたプラスチック」を導入する基準案を公開し、意見募集を開始した。

 昨今、化石資源からプラスチックを製造する工程に、バイオマス原料由来の炭化水素類(バイオナフサなど)を混合し製造したプラスチックが欧州を中心に上市されている。日本でも、2020年頃から大手商社や石油化学事業者を中心に製品化や製造が開始され、今後拡大する動きがある。このプラスチックは製造時のバイオマス原料の投入量と生産量をマスバランス方式と呼ばれる手法で管理し、バイオマス由来特性を割り当てることを特徴としている。

 エコマークでは、「エコマーク認定基準における「バイオマス由来特性を割り当てたプラスチック」の取扱方針」を検討会での議論を経て2022年9月1日に制定した。今回は、上記方針をNo.140「飲食料品、化粧品、家庭用品などの容器包装Version1」認定基準のうち、プラスチック製容器包装の適用範囲拡大や部分改定に対して意見募集を行う。

詳しくは、→https://www.ecomark.jp/info/release/PR22-10.html

 

2022-12-21 | Posted in ニュース情報/政策関連 |