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三菱重工エンジニアリング、広島・バイオマス発電所向け、商用初の小型CO2回収装置稼働 (2022.7)

 三菱重工エンジニアリング㈱(MHIENG、横浜市)は、2021年11月に太平電業㈱(東京都千代田区)から受注した小型CO2回収装置の商用初号機を納入、本格的に稼働を開始したと、6月30日発表した。
 この小型CO2回収装置は、広島市の複合機能都市「ひろしま西風新都」にある出力7,000kW級のバイオマス発電所に設置された。同装置の回収能力は0.3トン/日、設置面積は全長5m×全幅2mと、コンパクトで汎用性の高い標準設計をベースとしたモジュール化の実現により、短期間の設置が可能。完全自己消費型のカーボンネガティブ発電所の排ガスから回収されたCO2は、構内の農業ハウスで利活用される。
 MHIENGは、小型CO2回収装置のラインアップを拡充するとともに、導入・運転・維持コストの低減および納期短縮のメリットを追求し、産業分野など比較的小規模な施設を中心に幅広く対応していく考えだ。

(広島市の西風新都バイオマス発電所に設置された小型CO2回収措置)

詳しくは、→https://www.mhi.com/jp/news/22063001.html

 

2022-07-12 | Posted in トピックス |