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関西3空港の廃食用油を原料に2025年、国産SAF生産へ。日揮HD、関西エアポート等協力体制  (2022.7)

 日揮ホールディングス㈱(横浜市)と関西エアポート㈱(大阪府泉佐野市)、㈱レボインターナショナル(京都市)の3社は、6月29日、関西エアポートグループが運営する3空港(関西国際空港・大阪国際空港・神戸空港)の飲食店などから排出される廃食用油について、日揮HDとレボインターナショナル、およびコスモ石油㈱が推進しているSAF(Sustainable Aviation Fuel)製造事業向けの原料として供給することに協力する基本合意書を締結したと発表した。
 SAF製造事業においては、日揮HD、レボインターナショナル、およびコスモ石油が、大阪府堺市のコスモ石油堺製油所を拠点に、国内初となるSAFの大規模商用生産を目指しており、大阪・関西万博が開催される2025年に供給できるよう、年産約3万キロリットルのプラントが稼働する計画だ。

 本基本合意書に基づき、関西エアポートは、運営する3つの空港内で事業を行う飲食店や、空港内のホテル、機内食製造工場に加え、地元の飲食店や学校、地域住民などへSAFの重要性を広めるとともに、廃食用油の収集への協力を呼びかけ、廃食用油の確保に貢献していく。レボインターナショナルは、関西エアポートから紹介された収集先で廃食用油を収集し、日揮HDなどが計画するSAF製造事業向けに運搬する。日揮HDは、この廃食用油を原料とするSAF製造事業の全体取りまとめを行う。

 

詳しくは→https://www.jgc.com/jp/news/assets/pdf/20220629_01j.pdf

2022-07-08 | Posted in トピックス |