トピックス,エネルギー編,バイオ燃料等

米・Amazon、米・GranBioに投資。森林・建設廃棄物をSAF等低炭素燃料への変換取組を支援(2026.6)

 2026年6月、米国のAmazonは、持続可能な航空燃料のイノベーション推進を支援するため、GranBioに投資したと発表した。 

 数十年にわたり、伐採作業や建設現場から出る廃棄木材は無駄にされてきた。GranBioはこの状況を変えようと取り組んでいる。同社の先進的なバイオマス技術は、林業残材や建設廃棄物を低炭素燃料に変換し、航空や長距離トラック輸送といった排出削減が困難な分野を対象としている。Amazonはこの革新的なソリューションを支援し、GranBioがこれらの廃棄物から持続可能な航空燃料(SAF)を低コストで商業的に生産するための取り組みに資金援助を行っている。

<この技術の仕組み>

 この技術は、林業作業で出る枝の残骸、作物の茎、廃棄されたパレットや合板などの建設廃棄物といった廃棄物から、SAF(持続可能な航空燃料)やその他のバイオ燃料を製造する。これらの材料は米国全土に豊富に存在するが、通常は利用されずに埋立地に積み上げられたり、山火事の燃料として使われたりしている。

 この廃棄物を有効活用するため、木質バイオマスを分解し、植物繊維に蓄えられた炭素を取り出す。その後、その物質を燃料分子に合成する。これは、石油由来のディーゼル燃料、ガソリン、ジェット燃料に含まれるものと同じ種類の分子である。このプロセスでは、施設自体の熱源となる副産物も生成され、外部からのエネルギー投入量を削減する。最終製品は、従来の燃料と化学的に同一で、同じエンジンやインフラと互換性のある、そのまま使用できる再生可能ディーゼル燃料、再生可能ガソリン、持続可能な航空燃料である。これにより、航空輸送と陸上輸送(長距離トラック輸送を含む)の両方において、低炭素ソリューションを実現できる。

詳しくは、→https://www.granbio.com/en/news/amazon-invests-in-granbio-to-help-drive-innovation-in-sustainable-aviation-fuel/

2026-07-02 | Posted in エネルギー編, トピックス, バイオ燃料等 |