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日本郵船・Golden Island・Yara Clean Ammonia3社、シンガポールでのアンモニア燃料の共同販売・供給の主要条件合意書を締結(2026.4)

 日本郵船グループのNYK Bulkship (Asia) Pte. Ltd.とシンガポールのGolden Island Pte. Ltd.(Golden Island)、 ノルウェーのYara Clean Ammonia Norge AS(Yara Clean Ammonia)の3社は、シンガポールにおいて低炭素アンモニアを舶用燃料向けに共同で販売・供給するため、主要条件合意書を締結したと発表した。

 3社による本パートナーシップは、低炭素アンモニアを温室効果ガス(GHG)排出量がゼロかゼロに近い舶用燃料(Zero- or Near-Zero Emission Fuel、:ZNZ燃料)として実用化するための重要なマイルストーンとなる。アンモニアは燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないため、国際海事機関(International Maritime Organization)の脱炭素目標とも整合し、2030年代以降の代替燃料として有望視されている。

 燃料供給拠点として地理的優位性を有するシンガポールは世界最大のバンカリング港であり、全世界の舶用燃料需要のおよそ5分の1を供給する重要なハブ港の役割を担っている。同国では、海事産業が脱炭素目標を達成できるよう積極的な官民連携が進められている。

 本パートナーシップでは、各社が有する知見と専門性を結集し、相乗効果を生み出す基盤を構築する。日本郵船グループは、LNGバンカリング事業を通じて培ってきた知見に加え、アンモニア輸送船の運航実績やアンモニア燃料船プロジェクトにおける運航・技術面での経験を最大限に活用する。Golden Islandは、40年以上にわたりシンガポールのバンカリング業界を牽引しており、強固な顧客基盤に加え、安定的なバンカー供給に不可欠なスケジューリングおよびオペレーション面での高度なノウハウを提供する。Yara Clean Ammoniaは、アンモニア分野における世界的なリーディングカンパニーであり、確かな実績に裏付けられたアンモニアの安全な取り扱いに関する高度な専門性を有している。

 日本郵船グループ、Golden IslandおよびYara Clean Ammoniaは、2024年初頭より本事業の立ち上げに向けた検討を開始しており、2030年代前半の事業開始を目指す考えだ。

詳しくは、→https://www.nyk.com/news/2026/20260420_01.html