研究情報
中・国家能源局、国内開発の高性能・圧縮空気エネルギー貯蔵コンプレッサーが認定試験合格。同分野の飛躍的進歩を発表。(2026.2)
2026年2月13日、中国・国家能源局は、このほど、中国科学院工程熱物理研究所(工程熱物理研究所)と中国貯蔵能源(北京)科技有限公司(中国貯蔵能源)が共同開発した世界初かつ世界最強の単体型圧縮空気エネルギー貯蔵コンプレッサーが、CNAS(中国国家合資審査認可機関)認定企業による第三者試験に合格したと発表した。試験結果によると、このコンプレッサーは国際的にトップレベルに達しており、中国の圧縮空気エネルギー貯蔵技術における大きな飛躍的進歩となった。
圧縮機は、圧縮空気エネルギー貯蔵システムの最も重要なコアコンポーネントの1つである。その主な機能は、エネルギー貯蔵時に大気を高圧状態に圧縮して貯蔵装置に貯蔵し、電気エネルギーを空気圧エネルギーと熱エネルギーに変換するプロセスを実現することである。工学熱物理研究所は、独自の革新を通じて、全体設計と最適化、完全な3次元流れの最適化、長いローターの複雑な軸システムの設計、効率的な可変運転条件制御などの重要な技術課題を克服し、世界初の単体出力100MWを超える圧縮空気エネルギー貯蔵圧縮機の開発に成功した。この圧縮機は、完全に独立した知的財産権を保有している。既存の圧縮空気エネルギー貯蔵圧縮機と比較して、単体出力は100%以上向上し、ユニットコストは大幅に削減され、高効率、高圧、広い動作範囲などの利点も備えている。
今後、中国ストレージ・エナジーは、この圧縮機の応用を積極的に推進するとともに、技術革新、製造、エンジニアリングの実施能力を継続的に向上させ、より多くの重要な科学技術機器の成果の転換と応用を実現していく。高効率、高性能、低コストのハイエンド機器の研究開発成果により、業界の高品質な発展を牽引し、エネルギー転換と地域経済の持続可能な発展に貢献していく考えだ。
詳しくは、→http://www.nea.gov.cn/20260213/fe48c43a1942441ebef4bce61887b834/c.html
