トピックス,エネルギー編
レノバ、大型・御前崎港バイオマス発電所の営業運転開始を発表(2025.2)
㈱レノバは、同社が出資する御前崎港バイオマス発電所(静岡県御前崎市・設備容量75.0MW)が2025年1月29日付で営業運転を開始したと発表した。昨年9月、2024年10月中の運転開始に向けて試運転を進めていたが、長期間の安定稼働に向けたボイラ・タービン設備の最終調整に時間を要しているため、2025年3月中(予定)に営業運転開始時期を変更したと発表していた。
木質ペレットとパーム椰子殻(PKS)を燃料とした出力75.0MWの本発電所は、同社の他、中部電力㈱)、三菱電機フィナンシャルソリューションズ㈱、鈴与商事㈱が共同出資した、合同会社御前崎港バイオマスエナジーにて、これまで準備を進めてきた。この発電所は、静岡県の最南端、駿河湾の入口である御前崎港に立地している。御前崎港は、太平洋外洋航路へのアクセスの良さに加え、東名や新東名高速道路、富士山静岡空港など、陸・海・空の交通アクセスにも非常に恵まれており、これまでも県中西部地域における物流・産業開発の一大拠点として重要な役割を果たしてきた。発電所の運転開始により、燃料輸送船の発着に伴うさらなる港湾施設の活用や、新たな雇用創出など、御前崎市と牧之原市を中心とした地域経済の活性化、さらには再生可能エネルギー普及率向上への貢献が期待されている。
詳しくは、→https://www.renovainc.com/news/business/pdf/20250205_01_PRESS.pdf 関係情報→https://www.renovainc.com/news/ir/pdf/20240906_PRESS.pdf https://www.renovainc.com/business/power_plant/omaezaki_kou_biomass/