研究情報
京大、総合研究推進本部を設置。戦略的な研究推進を担う新たな枠組みへ(2025.1)
京都大学は、総合研究推進本部を設置し、総合研究推進本部長に北川 進(きたがわ すすむ) 理事(無機化学、配位空間の化学)を指名したと発表した。任期は令和7年1月1日から1年9ヶ月。
<以下、北川総合研究推進本部長のことばより>
このたび設立しました総合研究推進本部は、京都大学の研究力をさらに引き上げ、未来を切り拓いていくための中枢を担う組織です。従来の研究支援を超えて、URA等の専門人材と事務職員が一体となって、戦略的な研究推進を担う新たな枠組みとして誕生しました。
私たちのミッションは、研究者一人ひとりが自由で卓越した「知の創生」に専念できる環境を整備するとともに、京都大学全体の研究力を最大化することです。このミッションを達成するために、大学全体の研究動向を俯瞰し、エビデンスに基づいた戦略の立案をサポートします。また、効果的な資源配分の提案や研究成果の発信、グローバルな研究ネットワークの構築、新たな研究領域の開拓、次世代研究者の育成などに力を注いでまいります。
総合研究推進本部には5つの部門を設置します。研究動向の分析・評価に基づいた企画立案、実施、そして、最先端の研究環境の整備、さらに昨今の国内外の情勢も踏まえた、公正で信頼性の高い研究基盤の構築を実現するため、これらの部門が連携し、京都大学における研究活動を支えます。
京都大学が世界をリードする研究大学であり続けるため、私たちはこれからも新たな挑戦を続けてまいります。
詳しくは、→https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news/2024-12-25-0 →https://www.research.kyoto-u.ac.jp/