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カナデビアG、スイス・Kanadevia Inovaが英・バイオガスプラントのICLグループを買収。(2025.1)
カナデビア㈱の 100%子会社で、ごみ焼却発電プラントやバイオガスプラントの EPC(設計・調達・施工)、運営・メンテナンスなどを手がけるKanadevia Inova AG(スイス)が、このほど、英国でバイオガスプロジェクトに関する事業開発や運営など行っているIona Capital Ltd(ICL)および ICL のグループ会社3社を買収した。 同社グループはKanadevia Inovaを通じて、2014年に乾式メタン発酵技術「KompogasⓇ(コンポガス)」を買収し、バイオガス事業に参入して以降、2021年にドイツのSchmackグループから湿式メタン発酵技術、2023 年にはイタリアでバイオガス事業を手がける「Schmack Biogas Srl(現Kanadevia Inova Schmack Biogas Srl)」 を買収するなど、欧州や北米を中心にバイオガス事業を拡大してきた。 その後も事業開発および運営の強化を目的として組織体制を充実させてきたが、今回ICLをグループに加えることで、事業開発およびプラント運営のノウハウと人材を得ることができた。また、今回の買収では11カ所の既存バイオガスプラントに加えて、オランダやイタリアなどの欧州や米国で現在開発中の新規プロジェクトについても Kanadevia Inova が引き継ぐこととなった。
「REPowerEU」などにより、欧州各国ではバイオガスの需要が非常に旺盛で、Kanadevia Inovaは今後も欧州や北米を中心に積極的にバイオガス事業の拡大に取り組んでいく考えだ。
詳しくは、→https://www.kanadevia.com/newsroom/news/assets/pdf/FY2024-94.pdf