トピックス

米・金融機関のモルガン・スタンレー、Climeworksと提携、大気中から4万トンのCO2除去(2024.11)

 2024年10月24日、大気中のCO2回収技術(Direct Air Capture:DAC)を開発するスイスのClimeworksは、大手金融機関グループのモルガン・スタンレーと、大気中から4万トンのCO2を除去する長期契約を締結したと発表した。2037年まで続くこのパートナーシップは、Climeworksにとってこれまでで2番目に大きな契約であり、米国エネルギー省が支援するダイレクト・エア・キャプチャー・ハブ・プロジェクト・サイプレスのアンカー技術プロバイダーであるClimeworksの米国での事業拡大を加速させるものである。Climeworksの高品質な炭素除去サービスの購入は、新しい気候技術の開発を支援するというモルガン・スタンレーの取り組みを反映している。

「金融機関として、モルガン・スタンレーは低炭素ソリューションに資本を向ける上で重要な役割を果たしている」と、モルガン・スタンレーの最高サステナビリティ責任者、Jessica Alsford,氏は述べている。「Climeworksとの提携を通じて、私たちは世界経済をより持続可能な未来へと移行させるのに役立つ技術の開発を支援している」

詳しくは、→https://climeworks.com/press-release/morgan-stanley-partners-with-climeworks-to-remove-co2

2024-10-29 | Posted in トピックス |